【平成20年度 問41】 多肢選択式 憲法 信教の自由
お手元に問題のない方は、→ 資格予備校−行政書士過去問 をご参照ください。
こういった空欄補充の問題は、判例知識云々というよりは、国語の文章問題として捉えた方がいいと思います。
実際、多肢選択式に登場する判例をすべてインプットしておくことは無理です・・・。
ならば、ある程度こういった問題の解法テクニックを備えておいた方が“現実的”です。
まず・・・、
空欄ア ⇔ 空欄イ ・・・という関係になりそうなことは、設問文の2行目と3行目において、それぞれ[ア]側面 とか [イ]側面 となっていることから、おおよそ推測できます。
で・・・、
空欄イには、その直前の「宗教団体や信者の精神的・」という文言から【10宗教的】であろうと、あたりをつけることが可能です。
設問の最後の方に「信者らの精神的・」に続けても問題なさそうです。
さて、この【空欄イ=10宗教的】の反対語が空欄アの答えとなりそうですが、何が来そうでしょうか?
ま、当然 「・・・的」という文言でしょうね。
すると・・・、
1直接的 2間接的 3積極的 4消極的 6具体的 7抽象的 9中立的 12政治的 13支配的 14指導的 16社会的 17裁量的 18手続的 19世俗的
・・・この14の肢のうちのどれかなのでしょうが、イの反対語となるものを選ぼうとするよりも、この列挙した中で反対語のペアとなるものがありますので、それを確認しつつ除外していきましょう。
(1と2) (3と4) (6と7)
残ったのは、
9中立的 12政治的 13支配的 14指導的 16社会的 17裁量的 18手続的 19世俗的
です。
この中から【宗教的】という語句の反対のニュアンスのある言葉を選択することになります。
おそらく・・・、16社会的 か 19世俗的 あたりに絞られるところまでは分かると思います。
私はここで、16社会的を選択してしまいましたが、よくよく考えれば、「宗教的な行為」も反対語は「世俗的な行為」とか言いますし、社会的の反対語は「宗教的」ではなく、「反社会的」と言います。
そういったことからすれば、【空欄ア=19世俗的】となるはずですし、正解しなければならない空欄だったと反省しています・・・(´-`)
空欄ウは、判例の文言によく登場する「その法人格を失わせることが【15必要】かつ適切であり、・・・」ということで、すんなり選択できると思います。
最後に残った空欄エですが、
「他方、解散命令によって、信者らが行う宗教上の行為に何らかの支障 = [エ]で事実上のものであるにとどまる。しがたって・・・」
“支障をきたす” 態様は、「直接的」か「間接的」ですね。
“とどまる” のですから、「間接的」=2が妥当だと思います。
判例知識云々というよりは、“言葉遊び”・・・みたいでしたね。
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